小さな運送会社に勤めてるトラックドライバーの独り言

トラックドライバーになって30年 この業界に思うこと

佐川急便入社

まいど  samoです

 

アメリカ行きの資金稼ぎが目的で佐川急便に入社しました   22歳だったと思います

半年くらい4トン車に乗りました 配達先はイオンの専門店街

 夜勤のアルバイト君達が積んどいてくれます  かなり適当だけど!

なれるまで苦労しました  なんせ店舗がたくさんありますからね  店舗名がカタカナばっかりだし 同じ様な店だらけ  頭が悪いから大変ですよ 

それでも頑張って配達しました

 

それよりも大変なのがドッキング車になっていたことです

トラック業界でも集配業務の人しかわからないと思いますが

即日配達ってご存知ですか? 略して即配  

例えばその日に配達して欲しい荷物があるとします   AM11:00だったかな?受け付け締め切りは  その時間までに集荷依頼すると荷物がその日に配達されるのです  

いまはこのサービスはなくなったようですが

その日に出荷  その日に配達  

そんなアホな!

そんなことできるわけないだろ!

早くて翌日だろ!

普通そう思いますよね   やってたんです 佐川急便は    

 エリアは限定されますけどね

先輩方が死ぬ気で配達してるその途中 無線で飛んでくる集荷の依頼   当然カリカリきます

その荷物を締め切り時刻までにセンターまて持って帰って荷下ろしするのがドッキング車の仕事です  締め切り  確か12:20分だったと思います

 

これ なにが大変かわかります?

自分の配達が多くても少なくてもなにがなんでも終わらせて ドッキング場で先輩方を待っていないといけないんです   これはキツイです!

配達が多くて遅れたらどうなる? 

当然   先輩方の罵詈雑言がまってます!

自然と全力疾走で配達することになります

こんな状態で夜中まで毎日毎日  配達  集荷  

疲れるとか大変とか考える余裕と時間がありません  

入社したのが11月 たったの2ヶ月   あっという間の2ヶ月  気がついたら正月です

最終日  センターのシャッターが閉まります

 

何故だか私は涙を流していました